いまや物作りの現場に欠かせない存在と なったレーザーカッターを使って、オリジナルのアイテムを作るワークショップ。パソコン上で作成したデザインをプリントした素材を切り抜くと、自分だけのキーホルダーやマグネットの出来上がり! 複雑な形でも楽々と切り抜くことができます。
いくらパソコンでの作業が主流になったとはいえ、やはりデザインの基本は手を動かすこと。その大切さを自動車のデザインをスケッチしていくことで学ぶのがこのワークショップです。思い通りに描けない。そこからデザインの試行錯誤が始まります。
今、巷で話題の3Dプリンター。大阪芸大デザイン学科では、この最先端技術を活用してものづくりの可能性を模索しています。今回のワークショップでは、3Dデータがどのようにして形になるかをデモンストレーション。実際にできあがったものを見た高校生からは、感嘆の声があふれました。 プロでもなかなか触れる機会が少ない時代の先端を体験してみよう!
3Dプリンターで作られたブロック。これまで完成までに数時間を費やしていたプロダクトが、瞬時に、そして美しく作れるようになった。
三木健先生が考案した大阪芸大のデザインの授業『APPLE』。国内外での書籍化など世界で話題になりました。りんごを題材にデザインの基礎的な考えが学べる白熱授業が体験できます。2018年には学内に『りんごデザイン研究所』も開設、教育内容の事例も紹介されています。
体育館ギャラリーでは、デザイン学科から選抜された優秀作品の展示が行われました。日ごろの学びの成果を存分に生かされた作品たちは、どれも見る者の心に響く名作ばかり。未来を思い描いて作られた車の模型、スタイリッシュかつ斬新なデザインのスツールなど、バラエティー豊かなラインナップで来場者を唸らせていました。
ユニークな形をしたパイプ型のスツールや、斬新なカッティングに目を奪われるスツールなど、様々なデザインの作品が一堂に会した。