布製のバッグを藍染めするワークショップ。染料が染み込まないようにビニール紐でしばった部分以外が、鮮やかな藍色に染まります。仕上がりをイメージしながら作業することも大事ですが、思いがけない風合いや模様が生まれることも醍醐味です。
陶芸コースでは、カラフルな5色の転写 シートを使ってマグカップを彩るワーク ショップを実施。まずは、モチーフと色味をを考えて転写シートをカット。カップに顔料を転写し、780度〜790度の窯で焼成します。高校生たちは、レイアウトや配色に頭を悩ませながら、創作を楽しんでいました。
プロが使う規模の溶鉱炉で、コップを作る吹きガラス体験。まず高校生たちが戸惑うのが、溶けたガラスの扱いの難しさ。片方の手で吹き棹を転がしながら、もう片方の手に持った道具で形を整える作業は、一筋縄ではいきません。素材の奥深さと造形の面白さを体感できます。
「鋳金」「鍛金」「彫金」という3つの技法を同時に学べる、全国屈指の設備を持つ大阪芸大の金属工芸コース。このワーク ショップでは、なかでも「鋳金」の技法を使い、すず地金によるペンダントに挑戦できます。
ひと目で個性が伝わる、斬新なデザインの作品。充実した設備、そして別学科とのコラボレートにより、こうした個性は養われていく。